天候の影響を受けにくい頑丈なビニールハウスで、1年を通して安定した野菜の生産を行なっているはーとふる農園。
腰高の栽培ベッドを使用する「高床式砂栽培」を導入しており、高身長の人でも膝を曲げずに作業できるなど、身体的な負担が少なく、障がい者に適した農法といえます。砂栽培なので服が汚れにくいというメリットもあります。
ビニールハウスには自動潅水装置やボイラーが完備されており、水やりや肥料の供給、温度管理などが完全自動化されています。
工程もマニュアル化されているので、屋外での農業と比較すると非常に簡単な作業です。重機やクワなどによる危険な作業を必要とせず、使用するのはスコップなど簡易な道具のみ。障がい者にとって仕事を覚えやすく、安心な農業が実現されています。
はーとふる農園のビニールハウスは、建設資材を活用して建てられた強固な構造が注目のポイント。これまで台風などで倒壊したことはありません。
農園には冷暖房装置や家電の類がそろっている休憩棟が併設されており、ゆったりと昼休みを過ごせます。もちろん最寄駅から農園まで送迎するサービスも実施中。こうした充実の設備と職場環境が、障がい者の定着率向上に一役買っています。
多数の有資格者が在籍 専門スタッフが提供するサポートが充実
業界大手としての実績と経験を活かした運営
【選定理由】2023年4月25日時点でGoogle検索で「障がい者雇用 農園」「障がい者支援 農園」と検索をして出てくる企業の中で、導入企業数を明記している3企業を紹介しています。
2023年6月時点で、公式サイトで確認ができませんでした。
※参照元URL(https://heartfulnouen.com/location/)2024年3月15日時点
※2023年3月時点
公式サイトに記載なし
はーとふる農園では、現地スタッフ全員に独自の障がい者対応教育を実施しており、企業側の管理者にも研修を履修したスタッフを派遣。
さらに導入までの期間も短いことから、障がい者雇用に課題を抱える企業にとって経営判断しやすいというメリットがあります。
建設用仮設資材やユニットハウス、オフィスの備品、物流機器などの総合リース・レンタル事業を全国に展開してきた日建リース工業。
新しい分野に果敢にチャレンジしていく企業風土が、障がい者農園事業部の立ち上げにつながり、試行錯誤を続けながら成果を上げてきました。2022年8月現在、約200名の障がい者と企業とのマッチングを成功させています。