BYSNは、珈琲の焙煎業務を行う障がい者雇用支援サービスです。利用している企業に雇用された障がい者は、BYSN専用のプロ仕様焙煎機にて、高品質な珈琲豆を作り上げています。その珈琲豆から、企業オリジナルブレンド珈琲を開発し、社員に振舞ったり、ノベルティなどのプレゼントとして活用されたりしています。
また、BYSNはカフェ同様の設備を有しており、地域と連携しながらイベントの開催や模擬業務を通じてトレーニングを実施しています。ブレンダーやバリスタなど専門性の高い業務へチャレンジする機会を設けるなど、ステップアップも支援しているのが特徴です。
BYSN(スタートライン)では、一人ひとりの適性を見極め、業務・採用・定着で 安定した就労をサポートします。安心・安全に配慮した屋内の環境で週5日・1日6時間の勤務で安定就労をサポートしているのが特徴です。職域開拓や採用をはじめ、その後の定着支援から得意領域のスキルアップにいたるまで、障がい者雇用をトータルでサポートしています。
幅広いネットワークと豊富な経験で障害者採用をフルサポートしているBYSN(スタートライン)。500事業所以上の支援機関ネットワークが用意されていたり、年間約3,000名以上もの豊富な障がい者採用実績を備えている点も強みの1つです。就労面・生活面・医療面など、それぞれの専門家が連携しながら、専門知識と技術で定着支援を行っています。
多数の有資格者が在籍 専門スタッフが提供するサポートが充実
業界大手としての実績と経験を活かした運営
【選定理由】2023年4月25日時点でGoogle検索で「障がい者雇用 農園」「障がい者支援 農園」と検索をして出てくる企業の中で、導入企業数を明記している3企業を紹介しています。
入社前の3~4年間は、就労継続支援B型事業所に通っていました。最初はコミュニケーションの多さに戸惑っていたため、管理者やスタートラインサポーターに相談。「人に合わせたコミュニケーションのやり方」をアドバイスしてもらえました。このアドバイスのおかげでコミュニケーションが取れるようになりましたし、仕事もスムーズにできています。
無理をして一般企業で働いていましたが、体調を崩したことが何度かありました。インターネットで求人を検索しているときに、たまたま東ソーのBYSN求人を見つけて応募しました。
一般雇用では常にプレッシャーを感じながら働いていましたが、今は休憩時間も含めて、周囲と協力しながらも自分のペースで安心して働けますし、仕事の楽しさも味わえる環境です。
株式会社スターフライヤーは、全席レザーシートや機内エンターテインメントなどプレミアムな機内サービスを提供している企業です。羽田や中部、北九州、福岡、関西、山口宇部などの国内線を運航する航空会社でもあります。
導入前の障がい者雇用においては、主に事務職として知的障がいや身体障がいのある方を雇用していましたが、新型コロナウイルスの影響もあり間接部門での追加採用は困難な状況でした。BYSNが稼働して約4か月半経ちますが、「正直、こんなにスムーズに成果物である高品質なコーヒーができるとは思ってなかったため、嬉しい驚きを感じています。」という声をいただきました。障がい者採用の専門的なノウハウを体得できたということです。
全国で障がい者の法定雇用率を達成した民間企業の割合が50%ほどの中、三条市では61.6%の企業が達成、雇用者数ベースでは87.8%と非常に高い数字であり、市内企業にさらなる雇用を求めることは容易ではない状況でした。(2018年6月1日時点の情報)。
ですが、三条市にとってBYSNは、約100名の雇用創出ができることや、それが障がい者の経済的自立の促進につながることに魅力に感じ、BYSNと開設を締結することとなりました。
今では、成果物の珈琲は、ノベルティやコーヒーブレイクなど社内外においてさまざまなシーンで活躍し、三条市では、人と人をつなぐ身近で重要な存在になっています。
ロースタリー型障害者雇用支援サービスを展開するBYSN(スタートライン)。働く意欲のある方を採用し、常駐している専門スタッフが就労定着をサポートしています。障がい者雇用に不慣れな企業の方も依頼できるでしょう。また、ドリップバックなどの成果物を企業活動に活用できるため、業務の創出ができないとお悩みの企業にもぴったりです。
スタートラインは、人への想いとエビデンス(科学的根拠)に基づいた理論で障がい者支援を行う企業です。一つでも多くの選択肢をつくりながら、多様な人々の可能性を拡張することによって、誰もが自分らしく生きる社会を目指していています。